患者と歯科医療従事者の医療安全と感染制御・滅菌管理を追求する研究会 Advanced Care Denta Office

Advanced Care Dental Office
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歯科医療安全部 研修 ガイドライン

 歯科医療安全 ガイドライン

医療安全

患者に安全な医療を提供することは、平和かつ経済大国である先進国日本において最も基本的な要件の一つであり、安全は最優先とされるものです。 医療機関においては、医療安全に関する医療従事者の意識啓発をすすめるとともに、医療安全を推進する組織体制を構築していくことが求められます。 そこで当オフィスにおける医療安全に関する基本的な考え方を標語のとりまとめました。このHPは医療の進化と文化・価値観の変化により常に改定されていきます。

後ろ向きの事故対策室から前向きな安全推進室への進化

医療安全とはチーム医療からみた安全と臨床のコミュニケーションの基本です。それには個人や集団の認知・行動特性を理解し、個人とチームがお互いのマイナス特性をカバーしあうことが必要です。

当オフィスでは「『間違える人間』が『不安定な患者』さんに『危険な行為』を行うことが『医療』であるため、事故を解析しマニュアルを設定し『間違える人間』に守らせる」という後ろ向きの事故対策を行っていた時期がありましたが、現在は「人の認知・行動やチーム内でのコミュニケーションの不完全さを前提とし、なんでも言い合えるアサーティブなチームや、個人やチームを相互にカバーするチームワークを作ることを主体をした」前向きな医療安全推進策を重視しています。

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(1)安全文化

根づかせよう安全文化みんなの努力と活かすシステム

医療においては患者が最優先であり、それが医療人の基本的な行動規範とされています。そして最優先されるべきは患者の安全であります。医療に安全文化を根づかせていくことが必要です。医療における安全文化とは、医療に従事する全ての職員が、患者の安全を最優先に考え、その実現を目指す態度や考え方およびそれを可能にする組織のあり方であります。

安全文化という言葉は、他の分野では「安全性に関する問題を最優先にし、その重要性に応じた配慮を行う組織や個人の特性や姿勢の総体」(国際原子力機関 INSAG-4:「Safety Culture」1991年)という意味で用いられています。人は間違えうることを前提として、システムを構築し機能させるためにオフィスでは以下のことを行います。

毎日毎朝の研究会は医療安全や感染制御そして臨床にまで応用されます。

安全文化

【具体的な取組に向けて】

 全ての職員は、安全を最優先に考えて業務に取り組みます。

 安全に関する知識や技術を常に学び向上することを心がけます。

 管理者のリーダーシップの発揮、委員会やリスクマネジャーの設置、教育訓練の充実といった事故予防のための体制づくりに取り組みます。

 業務の流れを点検し、個人の間違いが重大な事故に結びつかないようにする「フェイルセーフ」のしくみの構築に努めます。

(2)患者との対話

安全を高めるために患者との対話が重要

医療は患者のために行うものです。その主役である患者は医学的な知識はマスコミやネット情報程度であるので医療従事者との正しい知識や情報格差が生じてしまいます。医療従事者が十分に時間を取り直接患者との対話をすることが重要と考えます。このことは安全に医療を提供していくためにも大切です。

初診時、診療前、診療後には必ず治療説明や疑問点をおうかがいいたします。歯科医師や歯科衛生士と長時間を話しができますので偏りのあるネット情報ではない正しい医学的知識が得られます。

全個室 完全予約制

【具体的な取組に向けて】

 医療内容について十分に説明します。

 日々の診療の場で、その内容や予定について説明します。

 一方的な説明ではなく、患者との対話を心がけます。

 患者が質問や考えを伝えやすい雰囲気をつくりあげます。

(3)問題解決型アプローチ

共有しよう 私の経験 活用しよう あなたの教訓

ミスが起こる要因はある程度共通していることから、その要因を明らかにし改善していくことが必要です。医療従事者の経験を収集し、原因分析に基づいて改善策を導き出し、それを共有することが不可欠です。効果的な安全対策を講じるためには、個人の責任を追及するのではなく、システムの問題ととらえ改善していく「問題解決型」の取組が必要です。他産業の安全対策に関する知見を、医療における安全対策に活用することも有効です。

人は必ず絶対にミスをします。人はミスをするために仕事をすると考えます。よりミスを起こさないようにするには判断する機会をなくすこと、ミスが起こりえないシステムにするため研修を積み重ねることです。

医療ミス,医療安全

【具体的な取組に向けて】

 全ての医療従事者は、積極的に報告システムに参加しています。

 報告された事例の原因を分析しています。

 得られた改善策は職員全員で学び、実践しています。

(4)規則と手順

規則と手順決めて 守って 見直して

規則や手順は、現実的かつ合理的なものを、医療従事者自らが考え話し合いながら文書として作り上げることが必要です。さらにそれらは、必ず守らなければなりません。問題点や不都合な点が見つかった時には躊躇なく改善することが必要です。その際、あらかじめ関係する部門同士がよく調整することが必要です。規則や手順、各種用紙の書式などを統一することも、ミスを減らす上では大切です。

毎日行われる医療安全研究会での報告や研修と議論の結果の蓄積でオフィスは改善されます。オフィス内スタッフの連絡が密にとることによりシステムが構築されます。

医療安全会議,規則

【具体的な取組に向けて】

 規則や手順を文書として整備し、遵守します。

 必要なときには積極的に改善提案し、見直します。

 見直しの際には関係者とよく話し合います。

(5)職員間のコミュニケーション

部門の壁を乗り越えて 意見かわせる 職場をつくろう

医療においては多様な職種や部門が存在し、チームで医療を行っています。安全かつ最高の医療の提供のためには、部門・職種の違いや職制上の関係を問わず、相互に意見を交わしあうことが重要です。院長の経歴により多くのトップクラスの歯科医や医師とのネットワークは構築され、当オフィスのとしては開業医ではトップクラスの歯科医師や医師、大学病院や大病院では教授、部長、准教授、講師クラス以上の歯科医師や医師にダイレクトにご紹介できるようになっております。

チーム内では、お互いが指摘し、協力しあえる関係にあることが不可欠といえます。思い込みや過信は誰にでも起こりうるもので、自分では気がつきにくいものです。他人の目により互いに注意しあうことは、思い込みや過信の訂正にも有効です。オフィス内においては1日の患者が約5名に対し、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科秘書が密に対応しております。

なお、ひとりの患者に複数の医療施設がかかわる場合には、外部の組織とのコミュニケーションも重要ですのでその点もホームドクターとして安心できる要素となります。

東京という立地と最高学府等て学んだ院長の医学界ネットワークで知り合いなど各診療科のトップクラスの歯科医師や医師をダイレクトにご紹介できるシステムにあります。以下は紹介実績のある大学病院や特定機能病院です。担当医とコンタクトが取れます。

チーム医療

【具体的な取組に向けて】

 気づいたらお互いに率直に意見を伝え、周りの意見には謙虚に耳を傾けます。

 上司や先輩から率先してオープンな職場づくりを心がけます。

 関係する他施設等とのコミュニケーションにも努めます。

(6)危険の予測と合理的な確認

先の危険を考えて 要点押さえて しっかり確認

確認は、医療の安全を確保するために最も重要な行為です。ただし、漫然と確認するのではなく、業務分析を行い、確認すべき点を明らかにした上で、要点を押さえて行うことが重要です。正しい知識を学び、的確な患者の観察や医療内容の理解により起こりうる危険を見通すことで、事故を未然に防ぐことができます。「いつもと違う」と感じた場合には、危険が潜んでいることがあるため注意が必要です。

日本人ですのでマニュアルやシステムでは出来ない『気遣い、もてなす心』を意識することが重要と考えます。一番のミスを防げるポイントです。
どんなことにも興味を持つ向学心を持つこと、気付く目を持つこと、常に患者を気遣うこと、身内のように接することが重要だと考えます。システムは極力シンプルにが基本です。

東京 医療安全

【具体的な取組に向けて】

 決められた確認をしっかり行います。

 早期に危険を見つけるために、正しい知識を身につけます。

 「何か変」と感じる感性を大切にします。

(7)自己の健康管理

自分自身の健康管理 医療人の第一歩

安全な医療を提供するためには、自らの健康や生活を管理することが必要であり、このことは医療人としての基本です。自己管理を行うためには、自分の体調を常に把握しておくことが必要です。

全スタッフには年に一回の婦人科検診(乳がん 子宮がん)を含む定期健康診断を課し管理されています。ワクチン接種(B型肝炎 麻疹 風疹 流行性耳下腺炎 水痘 インフルエンザワクチン)も義務とし受けないものは臨床現場での仕事はさせないこととしています。検査法、接種日時、抗体価は全て管理されています。検査やワクチン接種の費用はオフィスが全額負担としています。発熱など体調不良の場合は交代要員があるようシフト管理されいつでも休みを取ることができる体制にあります。

定期健康診断

【具体的な取組に向けて】

 次の業務に備えて、健康管理や生活管理を心がけます。

 研究会はメンバーの体調や健康状態にも配慮しています。

(8)技術の活用と工夫

事故予防 技術と工夫も取り入れて

安全確保のための取組を人間の力だけで行うには限界があります。このため、積極的に技術を活用することで、人的ミスの発生を減らすことができます。特に、近年発達を遂げている情報技術の活用は医療安全を推進するための手段の一つです。一つのミスが全体の安全を損なわないよう十分配慮され、操作性にも優れた機器や器具などを使うことが大切です(フェイルセーフ技術の活用やユーザビリティへの配慮)。機器や器具などに関する医療現場の意見や創意工夫も安全確保のために重要です。

医療機器や器具は常に変わり続けます。最先端の医療機器は常に導入されます。医療機器や器具を導入の際には開発者や研究者に話を聞き臨床現場に導入するのが良いとかんがえ極力そうしております。医療安全研修も重要です。

医療安全,研修

【具体的な取組に向けて】

 機器や器具などの購入や採用にあたっては、安全面や操作性に優れたものを選定しまています。

 機器や器具などに改善すべき点があれば、関係者に対して積極的な改善提案を行います。

(9)与薬

患者と薬を再確認 用法・用量 気をつけて

医薬品に関するミスは、医療事故の中で最も多いと言われています。誤薬を防ぐために、医薬品に関する「5つのR」に注意することが必要です。5つのR(Right=正しい)とは、「正しい患者」、「正しい薬剤名」、「正しい量」、「正しい投与経路」、「正しい時間」を指します。

投薬に際しては、薬剤師やスタッフなど人を介さず歯科医師が直接投薬または患者にお渡ししますので最も安全です。お薬手帳を持参されますよう宜しくお願いいたします。

医療安全,医薬品

【具体的な取組に向けて】

 処方せんや伝票などは読みやすい字で書き、疑問や不明な点があれば必ず確認します。

 患者誤認防止のため、与薬時の患者確認は特に注意して行います。

 類似した名称や形態の薬には特に注意します。

 

(10)環境整備

整えよう療養環境  つくりあげよう作業環境

療養環境の整備は、患者の快適性の観点からだけでなく、転倒・転落等の事故予防の観点からも重要です。作業環境の整備も、手順のミスを防ぐなど、事故防止につながります。なお、作業する場所だけでなく、記録や医療機器等も作業環境の一環として整備する必要があります。医療機器等はその特性をよく理解し、安全に使用することが必要です。

当オフィスでは毎日毎朝行う医療安全研究会で前日起こったトラブルや気づいたことの討論をしており常に改善し進化しています。小さなオフィスですので小回りや融通がきく即日改善出来るシステムです。

療養環境

【具体的な取組に向けて】

 施設内の整理・整頓・清潔・清掃に取り組みます。

 他の人にもわかりやすい正確な記録を心がけます。

 医療機器等は操作方法をよく理解し、始業・終業点検や保守点検を行った上で使用します。

歯科医療特異的安全検討項目

医療安全

・防護策医療関連感染症の防止

・感染対策医療器機の安全な操作

・管理急変時の迅速対応歯科薬剤のアレルギー対応

 (特に痛みの管理、麻酔薬について)

・歯科材料のアレルギー対応

・全身管理とモニタリングについて

・歯科治療の安全な実施エックス線装置の暴露

・事例要因分析から改善へ

・医療コミュニケーション

当院スタッフ勉強会・報告会

医療安全 研究会

実際に医療安全を遂行するには、スタッフ全員が医療安全について知識があり行動できることが求められます。

そこで当オフィスでは、スタッフ全員への周知のために勉強会を行っています。

WHO 患者安全カリキュラムガイドに記載があるように、医療安全は新しい知識が書いてあるわけではなく、「こうした方が良い」という対策も何かと作法じみてることが多いです。医療安全には、これまでとは違った文化的アプローチが必要です。「安全に医療を提供するために当たり前のこと」を常々意識する必要があるので、スタッフの勉強会はなくてはならないものと考えます。